Hさんの家中の収納東京都 南大塚
マンションをスケルトンリフォームされたHさんご夫妻。寝室、書斎、リビングダイニング、キッチン。設計段階から建築と一体でプランされ、家中の収納をギャラリー収納で設置いたしました。
リフォーム設計と同時にプランするメリット。
寝室の壁面収納は、幅 2.4m。一番奥は梁下に収納を設置するため、高さを一段低くしています。そのために、一部に隙間が生じてしまいます。通常、こうした隙間はフィラーというパーツでふさぐのですが、Hさんの場合は設計と同時に収納をプランしていたので、収納の高さに合わせて天井の高さを段違いで調整してもらい収納がぴったり収まるようにしていただきました。あらかじめ収納のサイズがわかっていれば、工事の手間が増えることではありません。
書斎は本棚とデスクを L 型でプランしました。天板の左側は柱の出っ張りに合わせて加工してぴったりと収まっています。デスク下のスペースにも本棚を設置して、たくさんの本が収納できるようにしています。
空間設計と同時に収納をプランすることは、内装仕上げやインテリアアイテムとのコーディネートの質を上げることになります。そして、余計な隙間や段差がなく、違和感なしに収納が収まっていることは、空間の雰囲気を上質なものに感じさせることに大きく関係してきます。
美しい仕上がりと使いやすい機能性を同時に満たす。
床、壁、天井、扉とのトータルコーディネートを図ったリビングダイニングの収納は、大型のテレビを背板に掛けるプランです。上下の収納では収納量が不足していたので、左側に一枚扉のロングボードを設けています。
向かい側のキッチンには、リビングダイニングとデザインを揃えた収納。家電はタワー型に並べて使いやすく配置されています。Hさんのご希望に合わせて、美しさと使いやすさを兼ね備えたきめ細いプランとなりました。
Hさんご夫妻は、奥様もご主人もインテリアや住まいへのイメージが明確でしたので、それぞれのご希望を取り入れたトータルでデザインされたLDKとなりました。違和感なく収まっていますが、キッチンの並びにご主人が愛用するオーディオ ラックが置かれているのは、Hさんの個性があらわれたユニークなプランだと思います。